弊事務所のグループ法人である一般社団法人 日本ABAマネジメント協会において「組織パフォーマンス診断」の調査内容をプレスリリースで配信いたしました。
組織パフォーマンス診断とは、行動科学の知見に基づいて、どの組織環境に問題があるかを明確にし、どうすれば改善できるかが分かるツールです。
欧米の行動科学者によって作られたツールをベースとして(Austin, 2000)、国内の組織でも活用できるよう作成いたしました。
プレスリリースでは、実際に50の組織で活用したデータと、多くの組織がどの部分に問題を抱えているかの調査結果を配信しています。
こちらからぜひご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000128329.html
組織パフォーマンス診断とは?
組織パフォーマンス診断では、行動科学の知見に基づいて、どの組織環境に問題があって、どうすればパフォーマンスを改善できるかが全34質問(約5分)のチェックで分かるようになっています。
※パフォーマンスは「個人の仕事における活躍度」を指します
組織パフォーマンス診断をすることによって、組織の環境がどの程度パフォーマンス発揮に寄与しているのか知り、具体的な改善を行うことができます。
診断の結果は、行動科学(応用行動分析学、組織行動マネジメント)の知見に基づいて分析され、診断結果ではチャートと改善案が表示されます。
無料かつ5分程度で気軽にお取り組みいただくことができますので、是非下記より詳細をご覧いただけたらと思います。
組織環境調査の結果
組織パフォーマンス診断を開発するにあたって、約50の組織の担当者様に実際に診断をしていただきました。
その結果、「パフォーマンスを把握していない」と「フィードバックや評価がない」が最も多くの組織で課題とされました。
「パフォーマンスを把握していない」とは、従業員のパフォーマンスを主観的にしか把握していなかったり、客観的根拠に基づいた振り返りができていないことを示唆しています。
「フィードバックや評価がない」とは、組織内でどのようなパフォーマンス発揮に、どのような結果(金銭的・非金銭的問わず)が伴うのか不明瞭になっている可能性が高いです。
組織パフォーマンス診断をすることによって、「できているところ」「できていないところ」が分かるので、具体的な改善に役立てることができます。
調査の詳細につきましては、プレスリリースでご覧いただけます。
他組織の調査結果と共に、是非ご自身の組織で組織パフォーマンス診断をご活用いただき、パフォーマンス改善につなげていただけたらと思います。