GW直前4月30日(火)に、「定額減税の概要と実務セミナー」を開催しました。
講師を努めたのは当法人の社労士である久保内です。

今年の6月から始まる、所得税や住民税の減税についてお伝えしました。
いつもよりご参加者様が非常に多く、皆様の関心が高いテーマでした。

定額減税とは、国民の負担を軽減するために、1人あたり所得税3万+住民税1万円⇒計4万円の控除が得られるという制度です。
従業員本人だけではなく、配偶者や扶養家族も対象となり、人数分の控除が受けられます。
具体的には、今年2024年6月1日以降に支払う給与等から実施することとなります。

会社側は、各従業員の扶養人数の確認や、給与明細書への表示を行う必要があります。
従業員側は、6月に所得税の減税と住民税の未徴収が起こり、7月以降の手取り額と差が出てくる可能性がありますので、そのギャップについて理解してもらうことが大事です。

給与担当者に必須の内容であることはもちろん、一従業員としても知っておくべき制度ですので、今一度確認しておきましょう。
セミナーではこれらの内容をより詳しく、具体例や実務も交えてお話しました。

今後も皆様へ有益な情報が届けられるように、セミナーを開催していく予定です。
興味ある内容や取り上げてほしいテーマなどありましたら、ぜひお声がけください。

引き続きよろしくお願いします。